児童発達支援事業とは？
児童発達支援とは、主に未就学の6歳までの障害のあるお子様が通う障害児通所支援です。日常生活での基本的動作指導、自立のために必要な知識の付与、集団の中で生活するための適応訓練などを行ったり、学びや遊びの場を提供することで、障害児を支援します。2012年の児童福祉法改正によって、それまで障害種別だった施設が複数の障害に対応できるように児童発達支援事業に一元化され、多くの児童が利用できるようになりました。対象となるのは、心身の成長や発達に障害のある児童、児童相談所・保健センター・医師等により療育の必要性が認められた児童などです。療育手帳の有無は問われません。
児童発達支援施設には、保育園や幼稚園のように日中毎日通う通園タイプ、日中は保育園や幼稚園に通い、終わってから通所するタイプ、療育のためだけに通うタイプなど様々です。利用料金は、市区町村から発行される受給者証があれば、1割負担でサービスを受けることができます。サービス内容については、施設によって異なります。例えば、発語トレーニングや語彙増加プログラム、コミュニケーション能力や社会性の習得、日常動作トレーニング指導、就学準備プログラム、運動プログラム、親子分離・共同作業プログラムなどがあります。サービスの利用回数は、交付される受給者証によって決められています。申請時に審査が行われ、発行時に決定されます。その定められた範囲内で、その子に必要なサービスを組み合わせて利用計画が立てられます。利用方法は、各自治体によって違いがありますので、お住まいの地域の福祉担当窓口や障害児相談支援事業所などに相談してみましょう。
そして、実際に利用したい事業所に行き、見学・体験などをします。その際に利用プランなどについても具体的に相談しましょう。次に、受給者証取得のため、市区町村の福祉担当窓口に必要書類を提出します。必要書類は市区町村によって異なるため、事前に確認しておきましょう。そうすると、利用要件を満たしているか、適切なサービスの量（日数）かなど、市区町村の支給担当窓口によって調査・審査等が行われます。支給が決定すると、受給者証が交付されます。交付を受けたら障害児支援利用計画を作成します。受給者証と障害児支援利用計画（もしくは家族や支援者が作成するセルフプラン）を持って施設に行き、サービスを受ける契約手続きをします。契約すると利用がスタートできます。
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子育て支援教室では未就学のお子様を対象に、集団生活の中で就学までに身に付けていきたいスキルの習得を中心に支援しています。運動機能の向上、コミュニケーション能力の向上などのサポートをしております。又、お子様の成長をご家族と共に感じながら、子育ての相談なども行っております。子育て支援教室が掲げているチューリップの花言葉は「やさしさ」「愛情」です。子供たちの優しい心が育むように、精一杯愛情を込めた療育を行います。
